JNR 583系 交直両用特急形寝台電車



583系電車は東北本線・青森電化と同時にダイヤ改正の際に開発された581系の改良型である。
この車種も457系や485系と同じく交直両用の3電源方式を採用し、電圧の関係上関西〜九州方面でしか使えなかった581系とは違い、改良型の583系の登場により東西を横断できるようになった。
正面デザインは485系200番代のような貫通スタイルで製造されたが、国鉄時代では扉が使われた実績は無い。
しかし、JR化後になるとJR西日本京都総合車両所に在籍する583系はスキー客輸送に設定される臨時のシュプール号で時々足周りがほぼ同一性能の485系と併結するシーンも見られ、後々活用されることになるが(多客時のみ)JR東日本所属車については貫通扉は一切使用しない為、腐食防止とすきま風が入ってくるという理由から扉を溶接して開かないように改造されているが、ぱっと見た感じではわからない。
現在は大阪〜新潟間の急行きたぐにだけ定期運用に入っているが、外装は白とグレーをベースにした専用塗色に変更され、国鉄時代には存在しなかったサハネ581を2段式寝台に改造したA寝台サロネ581も登場しており、グリーン車も一部サロンスペースを設けるなど装いも少し異なる。
JR東日本は現在仙台車両センターと秋田車両センターに各6連1本の12両しかおらず団体や臨時での運用が中心である。
車両の経年劣化も著しく、トイレ内での水が原因による腐食なども起きているが車内などは更新工事を施工したりするなど現場では維持させるのに苦労してるとか…
登場時は乗客達に好評だったこの電車も後年になって新型車両が登場するにつれ、サービスの陳腐化が浮き彫りになってくる…
この電車の欠点としては…
座席を寝台にするという構造上、座席がリクライニングできず急行形と同じ4人掛けBOXシートになってしまうこと(グリーン車を除く普通車のみ)夜間走行時に照明が十分に届かず暗い印象になってしまうこと、3段式寝台であるが故に2段目・3段目は高さが低いので出入りが窮屈であること、などが挙げられるが現在でもファンからは非常に人気が高い電車であることは間違いない。