HASEGAWA F-14A CVW-5 USS INDEPENDENCE 1992
VF-154 "BLACK KNIGHTS" 1/72
FINISHER: YASUYUKI AOKI

製作コメント:
なれそめから、入ります。
当時、神奈川県大和市上草柳9丁目に住んでいました。その時はまだUSS
MIDWAY時代で、F-14は飛んでいなかったのです。
F/A-18AとA-6E、EA-6Bの爆音に悩ませられていた時期でした。車や船、飛行機などジャンルに拘らず作っていた時期もあって、F/A-18AとF-16A(T-BIRDS)1/72を作っていた記憶が有り、近所の子供に壊され、苦痛な想いが有りました。
地理的にも詳しくなかった時でもあり、上を飛んで居る部隊までは解らず、ただ爆音との闘いです。(Tach
and Go, NLP 夜間離発着訓練だと後に解る) ちょうど私の住んでいた所から高台の場所に行けば、飛んでいる飛行機のコクピットの状態まで解る位置でした。勿論、足回りから機体下部まで解り、(当時は武装類は積んでいませんでした)
唯一実機を見る初体験でした。
会社は川崎市宮前区梶ヶ谷1丁目で、「通勤に貴重な時間を取られる」という事と、「給与が低い」とあって、転職。自宅から歩いて5分の食材卸業者に入社。ここからです、車を使った外回りの業務だったので、開いた時間に厚木基地の近くへ行き、Tach
and Go の様子を伺ってました。ここの社長の話によると、年に1回、基地開放が有るという情報を知り、「行ってみたい」と思ってました。
それから何年か過ぎ、会社も変わり、ちようどWings
'93の開催日が解り、行ってみました。基地内はとにかく広く、こんなにOPENな所は見たことが無く、何もかも新鮮でした。エプロンに行き飛行機がずらり並んでいるのは感激。それに空母USS
INDEPENDENCE に替わっていて、F-14Aが搭載され、実機を間近で見た感激の連続。その時の写真はPHOTOにUPしてあります。
半年後当たりにF-14Aが気になり出して、行き着けのKID
BOXに行ってみたら、ハセガワ 1/72 SP61 F-14A
USS INDEPENDENCE を見つけ、即GET。US CARに嵌る前でしたので、作るのに違和感は有りませんでした。
アパートという条件が有り 1/72 で我慢。早速、当時撮った写真を元に製作開始。
しかし、写真だけでは詳細が解らなかったので、詳しい資料を探しに町田東急ハンズに行き、F-14
に関する本を何冊か購入。
塗料や資料が揃ったので、本格的に製作開始。
ハセの1/72モデルの最終改修版だったので、主翼(前縁スラット、フラップも別パーツ)、水平尾翼も別パーツ、凹モールド、エッチングパーツ付き。ただ、デカールが実機と違う点を除けば文句無し。
製作にあたって、エッチングパーツは初体験。
当時勤めていた部署が、塗装とあって。メタルパーツの塗装には苦労しませんでした。
キットはほとんどストレート組。手を加えた箇所と言えば、レドーム先端のピトー管ですね。アルミの丸材を旋盤で加工、キットの物では不満だった為作り直しました。それと、レドームと機首を接着した際、かなりの段差が出てしまい、機首のラインに合わせるのが大変でした。
このキットは前でも述べた通り、ほとんどが別パーツになっていたので、主翼を広げた状態にし、フラップ類を下げました。ついでにエアーブレーキも開いた状態に(止まっている時は実際は在り得ない。着艦時にすぐ閉じてしまう)。キャノピーも上がっている状態にしました。兵装類は見ての通り。AIM-54X2 AIM-9ダミーX2 です。
塗装はグンゼのMr.color を使い、工業用スプレーガンで塗装。グレー系の3パターンの塗り分けだったので、マスキングは厚紙を利用。少し浮かせぎみにして、ぼかす様に塗り分けしました。
デカールですが、実機と違うので悩みました。しかし、その当時はパソコンは持ってなかったし、アルプスのプリンターすら無かった時でしたので、そのまま使う事に。(実は後で調べた結果、1992バージョンでした。)
オーバーコートはグンゼ水性のスプレー缶で行いました。この時「艶」で悩む事に。
実機は正面から見るとつや消しに見え、横透かしにするとテカっているのです。それで、会社に在った「つや見本」を参考にし、半艶に決めました。水性塗料でしたので、デカールの段差が気になりましたが、どうにもならないので諦め。
このモデルはコンテスト向けに製作したので、ディスプレイケースも自作。大きさ300X300X115mm
アクリルの3t ( t とはプラ板の厚さの単位(mm))を機械加工で切り抜き、切削した端面をサンドペーパー#240〜#1500で磨き、バフ掛け。鏡面にした段階でジクロロエタンという溶剤で接着。
ベースはABS 6t を使い機械加工で切削。コンクリートの接合部を再現する為、これも機械加工にて行いました。しかし、あまりにもラインが綺麗すぎるので、ポリパテで所々埋めました。
塗装はやはり使い慣れた2液ウレタン塗料を使用、裏から側面は艶消しBlack。表面はコンクリートの地肌を表現する為、N6.5
( 明度の単位 )艶消しをベースに、何色かに分け、調色し吹き付け。この時、塗装物に対してガンを垂直にするのではなく、塗装物と平行に吹き付けるのです。この時ガンの圧力を下げ、塗料の塗出量を全開、塗料もシャブシャブに薄め、リタ−ダーを加えるのです。放物線をえがく様にショボショボと吹き付けする。こうすることにより、マバラに塗装されるので、良い感じに出来上がりました。黄色いラインは実際の道路を見本として、調色し、マスキングにて塗装。
これでベース、カバー共に出来上がり。
コンテストの結果は見事に落選。でも良い経験になりました。
撮影コメント:
Mirageさんに見せる為、簡易で太陽光を利用しデジカメで撮影。(この時夏)
今度は、HP用に再撮影。冬と言う事もあってスタンド式の蛍光灯を照明がわりに使いましたが、良い結果にはならず。仕方ないので、フラッシュを使った撮影に試みました。なんとか観れる状態でしたので、「まっ、良いかっ」で上の画像の通りに。(夏、冬と混じっている)
やっぱり撮影器具も揃えないといけないですね。(←模型に金掛けているのに実現できるんか!!)