HASEGAWA 1/48 九九艦爆11型(D3A1)
FINISHER:NORIYUKI WATANABE




















製作コメント:

「空母艦爆隊」(光人社)の著者山川新作氏が、空母「加賀」艦爆隊として真珠湾攻撃に参加した愛機「報国全日本女学生号」です。
氏は戦死率95%以上と言われる艦爆搭乗員として終戦まで戦い抜きました。
終戦後は航空自衛隊を経て日本航空操縦教官、航空大学校教官、東日本航空専門学校校長と飛行機乗りとして最高の人生を歩まれてます。すごいですね。

 キットは素組です。第3キャノピーに付けるアンテナの強度を考慮してキャノピーは閉状態としました。
完成してみると、コクピットもよく見えないし、開状態の方がリアルで良かったと後悔してます・・・。
その他以下のディティールアップを施しました。

1.計器板はデカールを使わずアクリルの白を下地にしてエナメルの黒(艶消し)を上塗り後、エナメルシンナーを楊枝につけて計器類のモールドにそって黒を落として輪郭を出した。

2.シートは薄く削り、ベルトをエッチングパーツで再現。後部座席には爆撃照準器と偏流測定器を選択できるが、真珠湾攻撃時は二五番の急降下爆撃仕様なので航法用の偏流測定器を選ぶ。

3.エンジンにプラグコードを追加し、集合式排気管は削って薄くした。

4.パネルラインに沿ってリベットを追加した他は、パネルラインに現れない主構造材の部分をリベットで表現した。細部のリベットは自信がないので省略。

5.翼端灯は、クリアパーツの裏側からピンバイスで電球を表現し、裏側を銀塗装。尾灯もクリアパーツ化し電球を表現した。

6.ピトー管は、主翼との取り付け部は独特の形状をしているのでそこだけを使い、他は真鍮パイプに(φ0.5 φ0.3)変更した。キットのパーツよりも細身の表現となるが、その方が実機に近いと思う。

7.操縦席機外前方に爆撃照準器と射撃照準器が並ぶが、爆撃照準器はキットのパーツを使い、射撃照準器はエッチングパーツに変更した。

8.アンテナ線をテグスで追加。

9.塗装は、クレオス35番明灰白色をベースに茶色と黄色で調色。機番とステンシル、機名以外は塗装で仕上げた。塗装後に墨入れし、薄いつや消しクリアーでコーティングしてツヤを整えた。